復活の呪文プラグイン
過去ブログの転載です。
複数のデータを文字列に変換し、その文字列を使ってそれらのデータを復元できるようにするシステムです。セーブが当たり前に出来る現代ではほとんど使う場面がないですけど、使おうと思えば色々なことに使えると思います。
SavedataEncoder.js - Google ドライブ
ゼルダの伝説ふしぎの木の実ではエンディング後にあいことばが表示されて、それを使ってニューゲームをすれば、1周目のプレイの影響を加味した2周目がプレイ出来るようになっています。
要するに「強くてニューゲーム」みたいなことが実現できるのです。
後はRPGアツマールみたいにセーブデータの個数が限られているときにセーブデータを作らずセーブ出来るようにするなどにも使えそうです。
変数1~3番の値「12345」「6789」「555」を文字列に変換します。変換にはデータの上限値が必要で、それをそれぞれ変数4~6番の値「15000」「10000」「777」に代入しています。他プロジェクトの使いまわしなので変数の名前がおかしいですけど……
すると、それをもとに呪文を生成します。「つおべぱはぽろんあ」になりました。
生成される呪文の文字数は、最大データ値で決まります。この場合、上限を変えなければ必ず9文字になるのですね。
実際に復活の呪文を入力してみると……
データが復元されます!
プラグイン内に詳細を書いていますが、ハッシュを設定することにより、てきとうに入力した文字列では失敗するようにしています。
データが多いととんでもない文字数になってしまうので、ちょっとしたデータの暗号化にはいいかもしれません。