RPGツクールと数学のブログ

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プラグインコマンドの引数に変数の値を採用するプラグイン

 
過去ブログの転載です。
RPGツクールMVのプラグインコマンドは、一般に次のようにして指定します。

(コマンド名) (引数1番) (引数2番) (引数3番)……

引数に数値を指定するとき、少し困ることがあります。単なる定数値ではなく、変数の値を採用したいときに引数に\V[1]とか$gameVariables.value(1)とか入れても普通は効果がないのです。プラグイン内で\V[1]などの制御文字を解釈して展開するような作りになっていれば問題ないのですが、すべてのプラグインがそうではないので、どのプラグインも引数に変数の値が使えるようにするプラグインを作りました。

varIDforPlugin.js - Google ドライブ

このプラグインは、プラグイン一覧の一番下(末尾)に導入してください。それ以降に導入されているプラグインには効果がありません。

例えば次のようなプラグインコマンドがあったとします。

プラグインコマンド:func 12 34 56

この2番目の引数「34」を、「変数100番の値」に変えるには次のようにします。

プラグインコマンド:func_varID[2] 12 100 56

コマンド名の直後に「_varID[2]」を入れることで、2番目の引数を変数の値に変更できます。

引数の指定は半角コンマ区切りで複数選択できます。

プラグインコマンド:func_varID[1,3] 100 34 101

すべての引数を変更する場合は末尾のかっこを省略できます。数値以外の引数の部分は変換が無視されるので、文字列などを含んでいても大丈夫です。

プラグインコマンド:func_varID 100 101 102